武田信虎京都上臈の娘(たけだのぶとらきょうとじょうろうのむすめ、? - 天正10年3月11日(1582年4月3日))とは、安土桃山時代の女性。武田信玄の妹に当たる。
父は武田信虎。母は不詳。『信長公記』によると、武田征伐の際に武田勝頼に最後まで従って自害した人物の中に「信虎京上臈の娘」がいたとされることから、信虎が武田信玄に甲斐国を追放されてから京都あるいは京都出身の女性との間で生まれた女性ということになる。恐らく、信玄没後に信虎が武田領に帰還した際に同道したと見られている。
『信長公記』では、織田信長の武田征伐で勝頼が田野で自害する際に、殉じた人物の1人として挙げられている。