松山幸雄
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松山 幸雄(まつやま ゆきお、1930年4月3日 - 2021年10月30日)は、日本のジャーナリスト。
略歴[編集]
東京府出身。アメリカ総局長を務めるなど在米期間が長期間に及んだことから、東西冷戦終結を挟んだ国際関係の中で日本の在り方などを論じ、多くの著書を発表した。昭和52年(1977年)に「日本診断」で吉野作造賞、昭和61年(1986年)に「国際対話の時代」で石橋湛山賞を受賞している。
令和3年(2021年)10月30日、心不全のため、東京都内の病院で死去。91歳没。葬儀・告別式は近親者で行われた。
著書[編集]
- 『日本診断』朝日新聞社 1977 のち文庫
- 『甘い国から来た男 親米家と反米家へ ナショナル・プレスからのレポート』潮出版社 1977 のち朝日文庫
- 『「勉縮」のすすめ 国際社会へ巣立つ世代に』朝日新聞社 1978 のち文庫
- 『しっかりせよ、自由主義』朝日新聞社 1982 のち文庫
- 『国際対話の時代』朝日新聞社 1985 のち文庫
- 『イメージ・アップ 国際感覚を育てるために』朝日新聞社 1989
- 『国際羅針盤 リベラル派、前へ』朝日新聞社 1991
- 『ビフテキと茶碗蒸し 体験的日米文化比較論』暮しの手帖社 1996
- 『自由と節度 ジャーナリストの見てきたアメリカと日本』岩波書店 2001
- 『鳩山から鳩山へ 歴史に学び、未来を診る』朝日新聞出版 2009
- 『国際派一代 あるリベラリストの回顧、反省と苦言』創英社/三省堂書店販売 2013
- 『頑張れ!日本 国際社会へ羽ばたく世代に』創英社/三省堂書店販売 2016
共著[編集]
- 『ニッポンはいま 朝日新聞論説スタッフの視点』 朝日カルチャーブックス 大阪書籍 1986
- 『日米新時代 朝日新聞の視点』 朝日カルチャーブックス 大阪書籍 1988