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東線 (オーストリア)
東線とはオーストリアの鉄道路線である。
概要[編集]
オーストリアの首都ウィーンからハンガリーのヘジェシュハロムまでを結ぶ幹線である。ウィーンとブダペストを結ぶ列車が多数運行している。またパリ-ミュンヘン-ウィーン-ブダペスト-ブカレスト、及びベオグラード-ソフィア-イスタンブールを結ぶヨーロッパの鉄道の大動脈の一部である。
ウィーン近郊ではSバーンがブルック・アン・デア・ライタ駅まで走る。
またパルンドルフ=ブラチスラヴァ支線という支線もある。
運行形態[編集]
長距離列車[編集]
主にミュンヘン中央駅からブダペスト東駅間のレイルジェットが2時間に1本、ウィーン中央駅からブダペスト東駅まででのインターシティが2時間に1本運行されている。
他にもミュンヘン中央駅またはチューリッヒ中央駅からウィーン中央駅、ブカレスト北駅までのユーロナイトなどの夜行列車も走る。
いずれも、ウィーン中央駅からヘジェシュハロムまでノンストップ。
地域列車[編集]
ブルック/ライタ駅で系統分離がされている。
ブルック/ライタ駅まではパノニア線とノイジードル湖線に直通する快速列車が1時間に1本走る。これらの列車はノイジードル湖駅まで併結運転する。 ブルック/ライタ駅以西は他にも、後述のウィーンとブラチスラヴァを結ぶ快速列車も利用できる。快速の停車駅は、大半がウィーン中央駅、グリルガッセ、グラーマトノイジードルとブルック・アン・デア・ライタ以東の各駅だが、一部異なる列車もある。
ブルック/ライタ駅からはハンガリーのヘジェシュハロム駅まで2時間に1本ほど運転される。
Sバーン[編集]
S60号線がウィーン中央駅からブルック/ライタ駅まで1時間に2本運転される。うち半数が、ヴィーナー・ノイシュタトまで直通している。
ブラチスラヴァ支線[編集]
ウィーン中央駅とブラチスラヴァ・ペトルジャルカ駅間で1時間に1本運行されている。
駅一覧[編集]
本線[編集]
- ウィーン中央駅(西線、南線、ラーアー・東線、マルヘック線、ポッテンドルフ線と接続)
- グリルガッセ駅
- クレーデリンク駅(アスパンク線と接続)
- ランツェンドルフ-ラナースドルフ駅
- ペレンドルフ駅
- ヒンブルク駅
- グラーマトノイジードル駅
- ゲッツェンドルフ駅
- トラウマンスドルフ駅
- ザーラスドルフ駅
- ヴィルファインスドルフ駅
- ブルック・アン・デア・ライタ駅
- パルンドルフ・オルト駅(パノニア線と接続)
- パルンドルフ駅(ブラチスラヴァ支線が分岐)
- ツルンドルフ駅
- ニッケルスドルフ駅
- ヘジェシュハロム駅(BH線、1号線、16号線と接続)