ウィキペディアの生真面目ユーザーたちが本館城 (出羽国)の項目をおカタく解説しています。 |
本館城(もとだてじょう)は、かつて秋田県山本郡八峰町八森字倉の沢にあった日本の城である。
慶長年間に当地の豪族とされる武田重左衛門が居城としたといわれている。この武田は、織田信長に滅ぼされた甲斐国の武田氏の生き残りといわれている。
この重左衛門の統治はかつての武田勝頼を思わせる過酷さで、その余りの圧政に遂に民衆が一揆を起こし、この城を攻め落として重左衛門ら武田一族を葬ってしまったという。
それ以降、この地の人々は一揆を起こした旧暦の8月18日に松明を灯し、城跡において武田一族の冥福を祈ったという。