月亭可朝
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月亭 可朝(つきてい かちょう、昭和13年(1938年)3月10日 - 平成30年(2018年)3月28日)は、日本の落語家・漫談家。本名は鈴木 傑(すずき まさる)。
生涯[編集]
神奈川県横浜市出身。昭和33年(1958年)頃に3代目林家染丸に師事し、その後に桂米朝の門下となった。桂小米朝などを経て、月亭可朝を昭和43年(1968年)から名乗った。吉本興業を離れた後も師匠の米朝事務所には入らず、事務所を転転とする。1970年代からテレビやラジオなどで活躍し、桂文枝(当時は桂三枝)や笑福亭仁鶴らと一時代を築いた。落語では住吉駕籠などの古典を得意とした。
弟子に月亭八方、銀河亭かなめ(月亭かなめ)、孫弟子に月亭八光、月亭方正がいる。
昭和46年(1971年)と平成13年(2001年)には参議院選挙に立候補したが、いずれも落選している。平成20年(2008年)には元交際相手にストーカー行為を繰り返したとしてストーカー規正法違反の容疑で逮捕されている。
平成30年(2018年)3月半ば頃から体調を崩し、3月28日午前3時28分に急性肺腺維症のため、兵庫県の病院で死去した。80歳没。
主な出演作[編集]
映画[編集]
- 破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年1月28日公開、松竹) - 森山組長 役
テレビドラマ[編集]
- 木曜ゴールデンドラマ「主婦、逃避行」(1985年3月14日、読売テレビ)
- 京一輪(1989年 - 1990年、読売テレビ)
テレビクイズ番組[編集]
テレビ広告[編集]
- 常盤薬品 南天喉飴(1978年)
- 松下電器産業 ナショナル電子レンジ 課長&可朝篇(森昌子と共演、1978年)
- 石田光器 サンクストン ローガングラス(1986年)
- ロート製薬 ガンバレ肝太郎(1991年)
- 風月堂 ※本人の不祥事で流れた。
ディスコグラフィー[編集]
レコード[編集]
- 出てきた男/かつらの唄(1969年11月発売)
- 嘆きのボイン/女は魔もの(1969年12月発売、80万枚の大ヒットに)
- 幸せな男/ひん死のかえる(1970年3月発売)
- あんさん別れなはれ/社員の歌(1970年5月)※共演融紅鸞
- ザ・どどいつ/同カラオケ(1979年3月)
- 借金のタンゴ/さよならのブルース(1984年発売、インディーズ)
著書[編集]
外部リンク[編集]
- スパンキープロダクション(pdf)
- 米朝一門系図 米朝事務所 - 松竹芸能所属の桂朝太郎含め、所属事務所の異なる落語家も掲載している。