曹熊
ナビゲーションに移動
検索に移動
曹 熊(そう ゆう、生没年不詳)は、後漢末期の武将。曹操と卞氏の4男。曹丕・曹彰・曹植らの同母弟。子に曹炳。
生涯[編集]
曹操の子であるため伝はあるが、早世したとしか記録が無い。221年に文帝となった曹丕から蕭懐公を贈られ、229年に甥の明帝から蕭懐王を贈られた[1]。子の曹炳は234年になって跡を継ぎ、領邑は2500戸を数えたが238年に死去し、子が無かったため家系は断絶し領地は没収された[1]。
『三国志演義』では父・曹操の葬儀に参加できないほど病弱な人物で、葬儀に参列しなかった事を兄の曹丕から責められて使者が派遣され、罪に落とされる事を悟った曹熊は自宅で首吊り自殺して果てた。