普請奉行(ふしんぶぎょう)とは、江戸幕府の役職の1つである。
現在の東京都建設局の局長に相当の役職。 江戸城の石垣、架橋、掘などの土木工事を掌ったり、神田上水や玉川上水、江戸市中の空屋敷、拝領屋敷の管理などを職務とした。役高は2000石。配下には普請方下奉行、普請方改役、普請方、普請方同心などがいた[1]。
なお、作事奉行や小普請奉行と共に、下三奉行と言われた[1]。
大岡忠相も江戸町奉行就任前に本職に就いていた。