新しい資本主義
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新しい資本主義(あたらしいしほんしゅぎ)とは、日本の内閣総理大臣である岸田文雄が唱える新たな経済政策である。安倍晋三政権まで大企業優先で格差を広げたとの批判があった経済政策と一線を画し、成長と分配を両立させて持続可能な経済を目指すというもの。成長戦略では、科学技術振興や経済安全保障の強化に加え、デジタル化の推進や気候変動への対応などに注力し、分配戦略では賃上げや子育て支援「人への投資」を掲げている。
働く人のリスキリング(学び直し)や賃上げを含む「人への投資」のほか、技術革新を成長の原動力とする。スタートアップ(新興企業)育成も目指し、成長と分配の好循環を掲げる。経済財政運営の指針である骨太の方針に原則反映される。