新潟県競馬組合
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新潟県競馬組合(にいがたけんけいばくみあい)とは、かつて存在した新潟県・新潟市・三条市・豊栄市の四者で構成され、新潟競馬場・三条競馬場で地方競馬を主催していた一部事務組合である。愛称は新潟県競馬。
概要[編集]
新潟競馬場の移転に合わせ、公営競技として新潟県・新潟市・長岡市・三条市の4自治体が単独開催していた形式から4自治体による一部事務組合を結成しての開催へ改められた。結成後、豊栄市(加盟当時は豊栄町)が加盟し、長岡市が脱退した。新潟と三条、2つの競馬場で競馬を開催し、新潟競馬場は中央競馬と施設を共用していた。三条競馬場はダートコースのみを持つ典型的な地方競馬場で、新潟競馬場は芝コースを有しているが、新潟県競馬の開催はダートのみだった。
県競馬唯一のダートグレード競走である朱鷺大賞典や、2001年に騎手招待競走として実施したTeNY賞スーパージョッキーカップなどを開催していたが、2002年に業績不振を理由に組合を解散。地方競馬専用であった三条競馬場は廃止され、新潟競馬場は中央競馬専用になった。今も新潟競馬場のダートコースには新潟県競馬が1200mのレースで使用していた引込線が残っている。