整数
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整数(せいすう。integer)は、自然数が減算において閉じていない(「『無い』は意見の総終い」という俚諺がある)ため、空っぽのゼロや借金を扱うために自然数を拡張した数概念である。
有理数のうち、小数でも分数でもない数のこと総称を表す言葉である。
概要[編集]
整数は、自然数、0、負の自然数からなる離散的な数である。
つまり、{ 1, 2, 3, 4, 5 …… } という正の数の連なりと0、および{ -1, -2, -3, -4, -5 … }という負の数の連なりを総称した言い方である。
真っ直ぐに引いた横線の適当なところぎ「原点」(0) を起き、そこを起点に向かって右に原点からの距離に比例して{ 1, 2, 3, 4, 5- …… } と打っておき、原点反対側(向かって左)に { -1, -2, -3, -4, -5 … } とうってゆくと、
{ …… -5, -4, -3, -2, -1, 0, 1, 2. 3, 4, 5 …… }
という「数直線」と呼ぶ。これは教具として用いられる。
これをコピーしたものを原点を中心に反時計回りに回転させたものが直交座標系である。これに平行な縦線と横線をひいたものの交点を「格子点」と名づける。要するに紙に印刷すれば5mm方眼紙とか10mm方眼紙とかなんだが。どちらも教具として用いられるほか、建築屋とプログラマにはありがたい小おばい道具である。図を描いてから切ってノートに貼るのがよい。
関連する記号[編集]
「」という記号は、整数全体の集合を表す。