情況出版

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情況出版株式会社
画像募集中.png
種類株式会社
本社所在地日本国旗.png日本
101-0051
東京都千代田区神田神保町2-40 宮木ビル202号室
設立1990年7月1日
業種情報・通信業
事業内容図書・雑誌の出版
代表者大下敦史(2018年没)、中澤教輔[1]
外部リンクhttp://situation.main.jp/

情況出版株式会社(じょうきょうしゅっぱん)は、東京都千代田区にある出版社

概要[編集]

世界書院の関連会社[2]。「変革のための総合誌」と銘打った新左翼系雑誌『情況』の発行元。1968年に古賀暹が情況社(のち情況出版)を設立し[3]、『情況』を創刊。新左翼系の理論家や活動家が寄稿し、新左翼系の学生らに大きな影響を与えたが、1976年暮に廃刊となった[4]。1990年7月1日に情況出版株式会社が設立され[5]、第2期『情況』が創刊された。古賀は2000年に引退し[3]、情況出版を大下敦史に譲渡した[6]

長崎浩『結社と技術――長崎浩政治論集』(1971年)、ウィルヘルム・ライヒ『性道徳の出現』(1972年)、廣松渉『廣松渉コレクション』(1995年)、情況出版編集部編『丸山真男を読む』(1997年)、さらぎ徳二編著『我かく闘えり――破防法闘争三二年』(2001年)、アントニオ・ネグリ『ヨブ奴隷の力』(2004年)等を刊行した。

脚注[編集]

  1. 会社概要 情況出版、2018年6月7日閲覧。
  2. 会社概要 世界書院、2018年6月7日閲覧。
  3. a b 北一輝―革命思想として読む 紀伊國屋書店
  4. 宮本則夫「情況」戦後革命運動事典編集委員会編『戦後革命運動事典』新泉社、1985年、131頁
  5. 出版年鑑編集部編『日本の出版社2016-2017』出版ニュース社、2015年、180頁
  6. 荒岱介、古賀暹 「親子二代、雪のふる日に人生が変わっていく」 荒岱介編著 『破天荒な人々――叛乱世代の証言』 彩流社、2005年、140-141頁

外部リンク[編集]