広島新田藩
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広島新田藩(ひろしましんでんはん)は、広島藩の支藩で江戸時代中期から明治時代初期まで安芸国に存在した藩である。藩主家は外様大名の浅野氏。石高は3万石。陣屋大名で吉田陣屋が藩庁だが、特定の所領を幕末まで持っていなかった。現在の広島県安芸高田市に存在した。
概要[編集]
享保15年(1730年)、広島藩主の浅野吉長が弟の浅野長賢に3万石を分与したことから、広島新田藩が立藩した。ただし、特定の所領は当初は持っておらず、広島藩から毎年藩の収納のうちから蔵米を3万石受けるという形態をとっていた。藩庁を構えたのは幕末の元治元年(1864年)である。明治2年(1869年)、広島藩に併合されて廃藩となった。
歴代藩主[編集]
- 浅野家
3万石(1730年 - 1869年)