広島世界平和記念聖堂

広島世界平和記念聖堂（ひろしませかいへいわきねんせいどう）とは、広島県広島市中区幟町にある聖堂である。

概要

昭和29年（1954年）に建設された鉄筋コンクリート3階建て三廊式教会堂形式の聖堂で、カトリック・ザビエル記念館とも言われる。昭和20年（1945年）8月6日の広島への原爆投下時に広島にいた神父のフーゴー・ラッサールの悲願により、原爆犠牲者の冥福を祈り世界の人々の友愛と平和の象徴として世界各国から集められた浄財で建設された。聖堂の正面左側の高い塔内には西ドイツから贈られた4つの鐘があり、毎日3回その清らかな音を響かせている。聖堂内には日本最大級のパイプオルガンもあり、世界各地から贈られてきた碑銘が刻まれている。地下一階、鐘楼付、銅板葺、附として正門が1基ある。平成18年（2006年）7月5日、重要文化財に指定された。

アクセス等

• アクセス：広島駅からバスに乗り、幟町で下車。
• 原爆ドーム : 同じく、広島の建造物。