常磐自動車道煽り運転傷害事件

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが常磐道煽り運転の項目をおカタく解説しています。

常磐自動車道煽り運転傷害事件(じょうばんじどうしゃどうあおりうんてんしょうがいじけん)とは、令和元年(2019年8月10日午前6時15分頃に茨城県守谷市の常磐自動車道で発生した煽り運転、並びにその後、傷害事件に発展した事件である。この事件の一部始終がドライブレコーダーでネットに流出して大事件に発展した。

概要[編集]

事件の経歴[編集]

  • 8月10日午前6時15分 - M(当時43歳)が被害者である男性A(当時24歳)の車を常磐自動車道で煽り運転をして停止させ、さらに「殺すぞ」などと怒鳴りながらAの顔面を複数回殴打する。この際、Mの交際相手である女K(当時51歳)がガラケーで殴打している場面などを撮影していた。なお、この際の煽り運転をした自動車はディーラーから借りたもので、M所有の物ではない。なお、Aの運転席の窓越しにMが殴りつけたため、踏んでいたブレーキが緩んでしまい、そのためMが停車していた車に接触することにもなった。
  • 8月12日 - Mが事件に使用した自動車が代理人を通じてディーラーに返還される。
  • 8月18日 - M並びにKが逃亡の末、Mは傷害罪で、Kは犯人隠避の容疑で逮捕される。
  • 8月20日 - 茨城県警がM、Kの両容疑者を送検する。
  • 8月21日 - 茨城県警がKが借りていた東京都品川区アパートを家宅捜索する。
  • 8月31日 - 被害者男性の立会いの下、事件現場で実況見分が行なわれるが、この見分のためもあって常磐道下り線で乗用車とトラックの合計3台が絡む玉突き事故が発生する。

両容疑者に関して[編集]

Mは大阪府大阪市東住吉区の会社役員で、傷害事件の前に常磐道において被害者男性Aに対して、数キロにわたって急な車線変更や減速を繰り返した疑いが持たれている。なお、Mは煽り運転については「前の車(被害者の車)が遅く妨害されたと感じた」と供述し、車が衝突したため「頭にきて」Aを殴った、と証言しているが、実際は衝突する前に殴っており、証言が食い違っている。ただし傷害容疑に関しては認めている。また、Mには前科があることも確認されている。

Mは平成30年(2018年に母親を亡くしており、それからおかしくなりだしたという。翌年からKと交際するようになってから、それまでも度々奇行が確認されていたが、特に酷くなりだしたという。奇行として、

  • 夜中に奇声を上げる。
  • 住民との接触を避ける。
  • 早朝や深夜に大きなキャリーバッグを押して外出する。
  • 髪の毛を染め、サングラスをかけ、きつい香水をつけるようになる。

Kに関しても奇行があったと周辺住民からの証言で確認されている。

  • 真夜中にマンション玄関の植木をハサミで刈っていた。
  • 住民の玄関扉の前を水浸しにした。

なお、Mはこの常磐自動車道煽り運転傷害事件以外にも複数の煽り運転の余罪があると見られている。

名誉棄損問題[編集]

なお、MとKの実名がマスコミで公表されるより前に、ネット上ではこの両名と全く関係のない男女の実名が容疑者として晒されるという問題が起きており、名誉棄損の問題が発生している。