川内原子力発電所

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川内原子力発電所(せんだいげんしりょくはつでんしょ)とは、鹿児島県薩摩川内市にある九州電力の加圧水型軽水炉のことである。略称は川内原発(せんだいげんぱつ)という。

概要[編集]

1号機、2号機の出力は共に89万キロワット。1号機は昭和59年(1984年)に、2号機は昭和60年(1985年)に営業運転を開始する。平成23年(2011年)に東日本大震災が発生し、それによる東京電力福島第1原発事故後の惨事により定期検査に入り、運転停止する。九州電力は平成25年(2013年7月に新規制基準の適合審査を申請し、平成26年(2014年9月に全国の原発の中で初めて合格した。そして地元の合意を得て平成27年(2015年8月に1号機を、10月に2号機を再稼働している。しかし、テロ対策施設の完成の遅れなどから、2020年3月以降に運転停止をすることが確実視されている。

川内原発関連の年表[編集]

  • 1984年
    • 7月 - 九州電力川内原発1号機が営業運転を開始する。
  • 1985年
    • 11月 - 2号機が営業運転を開始する。
  • 2011年
  • 2013年
    • 7月 - 原発の新規制基準が施行される。それに伴い、九州電力が1号機と2号機の審査を申請する。
  • 2014年
  • 2015年
    • 4月 - 鹿児島地裁が仮処分の申し立てを却下する。
    • 8月 - 1号機が再稼働する。
    • 10月 - 2号機が再稼働する。
  • 2016年
    • 4月 - 福岡高裁宮崎支部が住民側の即時抗告を棄却する。
    • 6月 - 新規制基準に適合するとした規制委員会の設置許可は不当であると、住民らが福岡高裁に提訴する。
  • 2019年
    • 6月17日 - 福岡高裁で設置許可の取り消しを認めない判決が下る。

外部リンク[編集]