岩出山城
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岩出山城(いわでやまじょう)とは、現在の宮城県大崎市岩出山城山に存在した日本の城である。現在は城山公園となっている。
概要[編集]
この城は独眼竜として有名な戦国大名・伊達政宗が天正19年(1591年)に米沢城から居城を移し、慶長8年(1603年)に仙台城に移るまでの12年間、居住したことで知られている。この城は北羽前街道と羽後街道が交わる交通の要衝であり、かつては岩手沢あるいは岩手山と言われていたが、政宗が居城とした際に岩出山と改めたという。
「さんさ時雨」の発祥地であり、昭和39年(1964年)に伊達政宗の像が仙台市護国神社境内から移築され、これを契機として毎年8月10日に政宗公まつりが開催されるようになっている。
現在の城跡には石垣の一部が残るだけであるが、一帯が城山公園として整備されており、桜やツツジなどが植えられて、花の季節には訪れる客も多い。