小泉神社 (大和郡山市)
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小泉神社(こいずみじんじゃ)とは、現在の奈良県大和郡山市小泉町1451に存在する神社である。祭神は誉田別命ほか。
概要[編集]
大和小泉駅の西の高台に存在する神社である。
この神社の創建に関しては不明な点が多い。ただ記録によれば室町時代には既に存在しており、当地の氏神とされていたという。戦国時代の天文年間に当地を支配していた豪族・小泉四左衛門が社殿を改築した。江戸時代になるとこの地は小泉藩主となった片桐氏の支配下となり、片桐氏から社領の寄進を受けて当地の氏神として崇敬を集めた。
本殿は檜皮葺きで一間社は春日造、これは室町時代末期の建立と見られ、国の重要文化財に指定されている。また、神社に似つかわしくない門があるが、これは明治維新後に小泉藩が廃止されると、片桐氏が小泉城の裏門を寄進したものによるためだといわれる。