宮田惟史

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宮田 惟史(みやた これふみ、1983年 - )は、マルクス経済学者。駒澤大学経済学部教授。専門は経済理論、経済学史。

経歴[編集]

2009年立教大学経済学研究科修士課程経済学専攻修了。2012年東京大学経済学研究科博士課程経済理論専攻単位取得満期退学[1]。2012年北海学園大学経済学部経済学科専任講師、2013年駒澤大学経済学部経済学科専任講師[2]、2016年准教授[1]。2020年4月-2022年3月ロンドン大学SOAS客員研究員[2]。2022年駒澤大学経済学部経済学科教授[1]

2009年に論文「信用恐慌と現実資本――信用の膨張・収縮と現実資本の蓄積との関連について」で基礎経済科学研究所より40周年記念懸賞論文奨励賞を受賞[3]。2016年に論文「『資本論』第3部第3篇草稿の課題と意義」(『季刊 経済理論』(第51巻2号、2014年7月)、「マルクス信用論の課題と展開――『資本論』第3部第5篇草稿に拠って」(『季刊 経済理論』第52巻第3号、2015年10月)で第7回経済理論学会奨励賞を受賞[4]

著書[編集]

単著[編集]

分担執筆[編集]

  • MARX-ENGELS-JAHRBUCH, ed. by IMES, De Gruyter, Berlin, 2016.
  • 大谷禎之介前畑憲子編『マルクスの恐慌論――久留間鮫造編『マルクス経済学レキシコン』を軸に』(桜井書店、2019年)
  • 今野晴貴、藤田孝典編『闘わなければ社会は壊れる――「対決と創造」の労働・福祉運動論』(岩波書店、2019年)
  • 基礎経済科学研究所編『時代はさらに資本論――資本主義の終わりのはじまり』(昭和堂、2021年)

出典[編集]

  1. a b c 宮田 惟史 (ミヤタ コレフミ,MIYATA Korefumi) 駒澤大学研究者情報データベース
  2. a b J-GLOBAL
  3. 『経済科学通信』第119号 2009年4月15日発行 基礎経済科学研究所
  4. 第7回奨励賞 経済理論学会

外部リンク[編集]