宮崎学
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宮崎 学(みやざき まなぶ、1945年(昭和20年)10月25日 - 2022年(令和4年)3月30日)とは、京都出身の作家である。グリコ森永事件の犯人の疑いを掛けられたことがある[1]。
経歴[編集]
「突破者」「警察の闇 愛知県警の罪」などのベストセラー本の著者である。
終戦直後の1945年に京都で生まれた。父親は京都の極道兼ボッコシ屋。母親は大阪の極道の娘である。
幼い頃から正義感が強く、イジメられていた朝鮮人の女の子を助けたことがある。その子の家の前を通ると、その子の母親は幼い学に深々と頭を下げたという。
子供の頃、父親に賄賂を要求する警官を見て、警察に強い反感を持った。
権力者に抵抗する左翼に共感し共産党に入り、学生時代は学生運動、社会に出てからは労働組合などで活躍する。
江崎グリコの労働組合と関わり、会社と対立していたことがある。
防犯カメラに映っていたキツネ目の男(グリコ森永犯)に、顔付きも体格も良く似ており、犯人と疑われたが、アリバイがあったということで逮捕されていない。
グリコとの対立、キツネ目の男に酷似した姿、警察を馬鹿にしきった態度、グリコ森永犯と疑われて当然である。未だに彼よりも怪しい人物は浮上していない。
極道の抗争に巻き込まれ拳銃で撃たれたこともある。
2022年3月30日、老衰のため死去した。76歳没。葬儀・告別式は宮崎の生前の遺志により行われず、親族で火葬にされた。