単位制高等学校
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単位制高等学校(たんいせいこうとうがっこう)とは、高等学校(高校)の分類の一つである。
概要[編集]
高校は学年制と単位制を併用しているのが一般的で、学年ごとに教育課程を区分。1学年ごとに修得しなければならない単位数を修得することで進級し、最終学年でも規定の単位数を修得することで卒業が認められる。学年ごとに定められた単位を修得出来ないと原級留置となって前年度と同じ学年をもう一度繰り返す[注 1]。
一方、単位制高等学校は学年で教育課程を区分せず、決められた単位数を修得すれば卒業が認められる学校で、原級留置が存在しない。仮に修業年限までに必要単位数を修得できなくとも、卒業延期になるだけである。この場合、前期卒業制度がある2学期制の学校では最短半年で卒業認定がされる。
学校によっては普段の授業だけでなく校内の特設講座[注 2]、高等学校卒業程度認定試験の合格科目や中退前に単位修得した科目などを単位として認定している所もあり、それらをフル活用することで同じ年度に入学した他の生徒よりも早く卒業できる場合がある。
単位制高校は全日制では少数だが、定時制、通信制では多数存在する。