宇連ダム
ナビゲーションに移動
検索に移動
宇連ダム(うれダム)とは、愛知県新城市にある豊川水系の宇連川に建設されたダムである。
概要[編集]
東三河南部地方に農業・工業・水道用水を供給する豊川用水の水源として建設された直線越流形重力式コンクリートダム。1958年に完成したが、集水面積が狭い関係上一度少雨が続くと貯水率が大きく低下することもしばしばで、天竜川水系の大入川・振草川から取水された水をダム湖に送り込める導水トンネルの出口がダム湖の上流にある。
なお大入川・振草川からの導水でも間に合わないレベルの大渇水も起きており、それへの対策として農繁期限定で佐久間ダムの水を豊川用水に送ることが出来る佐久間導水路、宇連川の支流の大島川に豊川用水第二の水源となる大島ダムが、豊川本流の流量の多い時期に水を堰き止めて大野頭首工に流す寒狭川頭首工が建設されている。更に設楽ダムの建設も2023年現在進められている。
アクセス[編集]
- 新城市中心部から国道151号、愛知県道424号振草三河川合停車場線をひた走る。
- 飯田線三河川合駅から徒歩40分(2.5km)。