設楽ダム

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設楽ダム(したらダム)とは愛知県北設楽郡設楽町豊川本流に建設が進められているダムである。

概要[編集]

1963年に電源開発が発電用ダムとして計画を立案したのが設楽ダム最初の計画だが、地盤が弱いことを理由に一旦計画は取りやめられた。その後1971年に揚水発電用ダムとして再度計画が立ち上がり、1973年に揚水発電用から多目的ダムへと計画が変更された。

計画総貯水量9800万立方メートル、このうち有効貯水量は9200万立方メートルで、これらを洪水調節、河川環境保全、新規利水に振り分ける。2017年にダム本体予定地を流れる豊川の水を一時的に迂回させる転流工(仮排水路)の工事が着工され、2034年度の完成を目指して工事が行われている。なお完成すると豊橋鉄道田口線三河田口駅跡やそこへ通じる廃線跡などがダムの底に沈むこととなる。

関連項目[編集]