宅八郎
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宅 八郎(たく はちろう、本名:矢野守啓〈やの もりひろ〉、1962年8月19日 - 2020年8月11日[1])は、「おたく評論家」[注 1]を自称するコラムニスト、エッセイスト、タレント。執筆業の他にも、ホスト、アドバタイジング・ディレクター、ミュージシャン、DJ、とび職としても活動していた。
経歴[編集]
著書が多数あり、雑誌のコラムなどで活躍したほか「おたく評論家」の肩書でテレビ番組にも多数出演している。2020年8月11日に小脳出血のため、東京都府中市の病院で死去。57歳没。その死は12月に判明し、葬儀や告別式などは近親者で行われたという。
著書[編集]
単著[編集]
- 『イカす!おたく天国』 太田出版、1991年 ISBN 4872330374
- 『処刑宣告』 太田出版、1995年 ISBN 4872332040
共著[編集]
- 『教科書が教えない小林よしのり』(靍師一彦、松沢呉一、絓秀実、鈴木邦夫、西岡昌紀、玄田生との共著)発行:ロフトブックス・発売:星雲社、1997年 ISBN 4795200696
- 『オウム大論争』 ISBN 4846300838
- 『マンガ狂い咲き』 ISBN 4877341633
連載[編集]
- 探偵ファイル - 2005年3〜6月まで、記者として記事を執筆。
- 噂の眞相 - 1992年から1994年まで『業界恐怖新聞』を連載していた。タイトルは『恐怖新聞』から。
- 週刊SPA! - 1990年から1991年まで「イカす!オタク天国」を、1994年から1995年まで「週刊宅八郎」を連載。ただし、小林・切通問題から最終回は1997年。
- 投稿写真 - 「宅八郎月報」を連載。
- BUBKA - 「やっちゃえ!OK!」を連載。
テレビ出演[編集]
映画出演[編集]
いずれもVシネマ
- ダ・ダーン(1992年)
- ゲッ!! 死ぬまであと24時間(1992年)
- 新・うれしはずかし物語3 天使のキスマーク(1992年)
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 元々は自分のためだけに考案した肩書きで、生涯現役と書いている(大津市いじめ自殺事件とネットと宅八郎自身: 宅八郎の処刑日記)。
出典[編集]
- ↑ “評論家の宅八郎氏死去 57歳、「イカす!おたく天国」”. 共同通信. (2020年12月4日) 2020年12月4日閲覧。
関連項目[編集]
- ツルシカズヒコ(靍師一彦)
- 森高千里
- 田中康夫 - 政治的考えの違いから宅が公衆の場で突撃公開質問を行った。
- 小林よしのり
- 小峯隆生
- 中森明夫
- 切通理作
- 横森理香
- 岡田斗司夫
- 荒木飛呂彦 - 友人であり、対談などを行っている。
- 新宿ロフトプラスワン - 新宿区・歌舞伎町にあるトーク居酒屋。宅はここで何度かイベントを開催した。
外部リンク[編集]
- 宅八郎の復讐山脈INDEX - ウェイバックマシン(2019年1月3日アーカイブ分)
- 宅八郎の処刑日記
- 宅八郎の処刑日記
- 宅八郎のmixi