子規記念博物館

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子規記念博物館(しききねんはくぶつかん)は、正岡子規の世界を通じ、愛媛県松山市歴史文学に親しみ、理解するために開設された文学系の市立博物館である。

経緯[編集]

昭和56年(1981年4月2日に開館した。正岡子規の生い立ちから遺品等の6万点近くの子規関係の収蔵資料を展示する。さらに松山の古代から明治までの歴史も展示する。建物は地階から4階まであり、1階は会議室と視聴覚室及びミュージアムショップとなっている。2階以上が展示スペースである。2階の展示第1室には「道後松山の歴史」「子規とその時代」、3階の展示第2室には「子規のめざした世界」をテーマとする展示がある。4階は講堂(最大600名)と和室(32畳と4.5畳の2部屋)になっている。ミュージアムショップでは子規関係の書籍、短冊、はがきや関連グッズ、それに松山発、愛媛発の俳句、短歌など文学関係や、郷土関係書を展示販売している。常設展示場では子規と親友の夏目漱石が50日余りを共に暮らした愚陀佛庵の1階部分を復元している[1]

基本情報[編集]

  • 名称:子規記念博物館
  • 所在地:〒790-0857 愛媛県松山市道後公園1-30
  • 交通:JR松山駅より(市内電車)道後温泉行き(所要約20分)
    • 市内電車 道後温泉駅より徒歩5分 道後公園内
  • 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 料金:個人:400円/団体(20人以上):320円
  • 展示室第1室 2階
    • 1.道後・松山の歴史
      • ①伝承の愛比売(えひめ)
      • ②古代人の美
      • ③万葉の時代
      • 中世文化と伊予
      • ⑤松山藩の藩政のもとに
  • 2.子規とその時代
    • ⑥子規のおいたち
    • ⑦青雲の志
    • ⑧青春に賭ける日々
    • ジャーナリスト子規
    • ⑩映像でたどる明治の息吹
    • ⑪名作『坊っちゃん』と松山
    • ⑫そのころの松山
  • 展示第2室 3階
    • 3.子規のめざした世界
    • ⑬子規のあゆみ(年譜)
    • ⑭二人の文豪
    • ⑮闘病の中での文学的結晶
    • ⑯子規ゆかりの地
    • ⑰俳句をつくろう!

参考文献[編集]