妙福寺 (長野県飯綱町)
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妙福寺(みょうふくじ)とは、長野県上水内郡飯綱町大字芋川1517-1に存在する寺院である。宗派は真宗。山号は森尾山鎌田院。
概要[編集]
鎌倉時代前期の貞永元年(1229年)、親鸞の弟子の空善が、下総国鎌田村に堂宇を建立し、それを明徳寺と称したのが起源と言われている。後に戦乱によりこの寺は焼けたが、越後国中頸城郡和田村に移築されて存続。そして永禄10年(1567年)、上杉謙信の家臣・芋川親正によって現在の地に寺が移築され、その際に寺の名前も妙福寺と改められたという。
寺域はおよそ6000平方メートルで、堂宇は寛文元年(1661年)に建立された大本堂のほか、庫裏、鐘楼堂などがある。寺宝としては聖徳太子、恵心の作と言われている木造阿弥陀如来坐像2体がある。