大藪龍介
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大藪 龍介(おおやぶ りゅうすけ、1938年11月[1] - )は、政治学研究者[2]。元革マル派の活動家[3]。
福岡県三潴郡生まれ。1961年九州大学法学部卒業。1970年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学[4]。富山大学助教授[3]、教授、福岡教育大学教授[2]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『マルクス、エンゲルスの国家論』(現代思潮社、1978年/社会評論社、2024年)
- 『近代国家の起源と構造』(論創社、1983年)
- 『現代の国家論――レーニン, パシュカーニス, グラムシ, そして“国家論ルネサンス"』(世界書院[社会科学選書]、1989年)
- 『国家と民主主義――ポスト・マルクスの政治理論』(社会評論社、1992年)
- 『マルクス社会主義像の転換』(御茶の水書房、1996年)
- 『マルクス派の革命論・再読』(社会評論社、2002年)
- 『明治維新の新考察――上からのブルジョア革命をめぐって』(社会評論社、2006年)
- 『明治国家論――近代日本政治体制の原構造』(社会評論社、2006年)
- 『国家とは何か――議会制民主主義国家本質論綱要』(御茶の水書房、2013年)
- 『日本のファシズム――昭和戦争期の国家体制をめぐって』(社会評論社、2020年)
- 『マルクス主義理論のパラダイム転換へ――マルクス・エンゲルス・レーニン国家論の超克』(明石書店、2020年)
編著[編集]
- 『社会主義像の展相』(加藤哲郎、松富弘志、村岡到共編、世界書院、1993年)
- 『エンゲルスと現代』(杉原四郎、降旗節雄共編、御茶の水書房、1995年)
- 『新左翼運動40年の光と影』(渡辺一衛、塩川喜信共編、新泉社、1999年)
- 『アソシエーション革命へ――理論・構想・実践』(田畑稔、白川真澄、松田博共編著、社会評論社、2003年)
- 『21世紀のマルクス――マルクス研究の到達点』(伊藤誠、田畑稔共編、新泉社、2019年)
分担執筆[編集]
- マルクス・カテゴリー事典編集委員会編『マルクス・カテゴリー事典』(青木書店、1998年)
- 社会主義理論学会編『二〇世紀社会主義の意味を問う』(御茶の水書房、1998年)
- 中谷猛、足立幸男編著『概説西洋政治思想史』(ミネルヴァ書房、1994年)
- 『AERA MOOK マルクスがわかる。』(朝日新聞社、1999年)
- 的場昭弘、内田弘、石塚正英、柴田隆行編『新マルクス学事典』(弘文堂、2000年)
- 猪口孝、大澤真幸、岡沢憲芙、山本吉宣、スティーブン・R・リード編『政治学事典』(弘文堂、2000年)
出典[編集]
- ↑ 大藪 龍介 明石書店
- ↑ a b 明治国家論―近代日本政治体制の原構造 紀伊國屋書店
- ↑ a b 内ゲバが招いた自滅 元職業革命家・大藪龍介さん ワタシペディア「私」辞典~全共闘ダイアリー (3) 西日本新聞、2019年6月10日
- ↑ マルクス派の革命論・再読 紀伊國屋書店