大濱旬彩大正館
ナビゲーションに移動
検索に移動
大濱旬彩 大正館(おおはましゅんさい たいしょうかん)は、愛知県碧南市中町3-18にある料理店。名鉄三河線碧南駅前にある。卵でとじないカツ丼が名物である。
歴史[編集]
1914年(大正3年)2月5日に三河鉄道(現在の名鉄三河線)の刈谷新駅(現在の刈谷駅)=大浜湊駅(現在の碧南駅)間が開業した際、終着駅である大浜湊駅前の発展策として大正旅館が開館した。初代は杉浦ぬいであり、ぬいの夫の杉浦仲次郎が大工として建物を建設した。1918年(大正7年)には2代目の杉浦武雄が満州の大連に渡って和菓子の修業を行った。その後は料理店が主体となり、太平洋戦争後すぐの時期には進駐軍から西洋料理を教わったこともある。
1959年(昭和34年)9月26日の伊勢湾台風の際には、仕込みを行っていた料理を周辺住民にふるまった。1969年(昭和44年)には鉄筋コンクリート造3階建ての建物となった。碧南市民の結婚披露宴や碧南ロータリークラブのパーティにも使用されている。2016年(平成28年)には再度建て替えて現在の建物となった。
年表[編集]
- 1914年(大正3年)10月 - 大正旅館として開業。
- 1916年(大正5年) - 大正館という料理店を兼業。
- 1922年(大正11年) - 菓子店を兼業。
- 1925年(大正14年) - 菓子店を廃業して洋食店を兼業。
- 1944年(昭和19年)12月7日 - 昭和東南海地震で建物が半壊。
- 1945年(昭和20年)1月 - 三河地震で建物が全壊。
- 1945年(昭和20年)4月 - バラックを建設して営業を再開。
- 1948年(昭和23年) - 食堂を拡張。
- 1949年(昭和24年) - 建物を拡張して座敷を設置。
- 1951年(昭和26年) - 平屋の座敷を建設。
- 1952年(昭和27年) - 自宅の2階を座敷に改築。
- 1959年(昭和34年) - 大風呂と座敷のある建物を増築。
- 1969年(昭和44年) - 鉄筋コンクリート造3階建ての建物を建設。
- 1970年(昭和45年) - 株式会社化。
- 2014年(平成26年) - 創業100周年。
- 2016年(平成28年) - 新店舗が完成。
メニュー[編集]
- 会席料理 - 4320円~6480円
- 旬彩御膳(ディナー) - 2000円~2500円
- 旬彩弁当(ランチ) - 1300円~1800円
- 穴子重 - 1000円
- 天丼 - 900円
- カツ丼 - 800円