大の里泰輝

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

大の里泰輝 (おおのさとだいき)は、二所ノ関部屋所属の大相撲力士である。本名は中村泰樹。最高位・大関

人物[編集]

石川県河北郡津幡町出身。高校は新潟県立海洋高等学校.へ相撲留学し、日本体育大学在学中に2022年(令和4年)12月に行われた全日本相撲選手権でアマチュア横綱となり、学生横綱と併せた付出資格を得た。
制度改正前最後の幕下10枚目格として2023年(令和5年)大相撲夏場所で初土俵を踏む。翌2024年(令和6年)初場所で新入幕し、同年春場所ではザンバラ髪でありながら最後まで幕内優勝争いに絡んだが千秋楽豊昇龍に敗れた。それにも腐れず、新三役に昇進した同年夏場所幕内最高優勝を果たし、輪島大士を抜いて付出初土俵の最速幕内優勝記録を作った。

同年七月場所は9勝に終わったが、九月場所では13勝2敗で2度目の幕内最高優勝を果たし、3場所34勝となり、場所後の理事会で大関昇進が決まり、同年9月25日昇進伝達式を迎えた。なお、ちょんまげで大関昇進の使者を迎えた初めての関取となった。使者に対する口上では「唯一無二」の四字熟語を用いた。

初土俵から9場所の大関昇進は、付出力士では、豊山勝男(幕下10枚目格)、雅山哲士(幕下最下位格)、前相撲力士では羽黒山政司の12場所を抜く記録となった。

不祥事[編集]

2024年(令和6年)大相撲夏場所直前に部屋の20歳未満の力士と飲酒していたことが発覚し、師匠と共に厳重注意処分を受けた。