変電所

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変電所 (へんでんしょ)とは、構外からの電力輸送を構内に施設した変圧器電動発電機、その他の機械器具により変成する施設であって変成した後に構外へ電力輸送する施設である。

概要[編集]

施設であって、船舶に搭載している変圧器が如何に大容量の電力に対応していてもそれは変電所ではない。

種類[編集]

変電所の種類と働き
変電所の種類 変電所の働き
昇圧用変電所 発電機電圧電力輸送電圧に昇圧するための変電所。各発電所に併設される。
降圧用変電所 上述昇圧用変電所では昇圧は一度に行われるが、電圧の降圧を行う降圧用変電所では2~3回に分けて行われ、多くの場合は高圧側の電圧によって次の種類に分けられる。
一次変電所 一次送電線の電力を受電する変電所である。現在の我が国では275kV、500kVなどの主幹送電線の電圧を66kVに下げ、これを二次変電所に分配する。この変電所は電圧調整や位相調整などを行う機器がある。
二次変電所 一次変電所から出た送電線に接続される変電所で、需要地の近くに設置される。66kV級の電圧を22kVから33kVに下げて配電用変電所に電力を配分する。二次変電所の電気設備は一次変電所の設備とほぼ同じである。
周波数変換所 交流電力て異なる周波数に変換して電力融通や電力輸送を行う変電所。系統連系用は静岡県の佐久間、東清水、長野県の新信濃に、鉄道用はJR東海の綱島、西相模の各変電所にある。

関連項目[編集]

参考文献[編集]