坊城中子
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坊城 中子(ぼうじょう なかこ、1928年(昭和3年)5月12日 - 2021年(令和3年)8月16日)は、日本の俳人。俳人で有名な高浜虚子の孫に当たる。
略歴[編集]
神奈川県出身。既婚者で長男に同じ俳人である坊城俊樹がいる。俳人の稲畑汀子は妹に当たる。
最初、看護婦として聖路加国際病院に勤務した。ただし高浜虚子の孫娘であるため、早くから俳句に親しんでいたという。平成11年(1999年)から平成23年(2011年)まで結社「花鳥」の主宰を務め、その後は名誉主宰になった。句集やエッセー集も出している。
令和3年(2021年)8月16日午後1時、老衰のため、東京都渋谷区の病院で死去した。93歳没。
著書[編集]
- 『艪櫂 坊城中子句集』 (21世紀伝統俳句シリーズ 日本伝統俳句協会, 1999.12
- 『俳句の家』角川学芸出版, 2010.3