国道152号

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国道152号線
起点長野県上田市 国道18号線大屋交差点
終点静岡県浜松市 国道1号線北島交差点
総延長242.5km
備考2箇所分断されている。

国道152号(こくどう152ごう)とは、長野県東信から南信を経由して静岡県西部へ至る国道。また酷道でもある。

概要[編集]

フォッサマグナ沿いの区間は地盤が脆く、崖崩れ落石が多発し、危ない道である。

また、2箇所分断されており、分断区間はそれぞれ林道を経由して通り抜け可能だが、通行規制が入ることが多い。また長野県飯田市上村で飯田市街へ分岐する国道256号線も一部区間で不通である。このため、長野県南部と長野・静岡県境では国道474号線三遠南信自動車道)が建設中で、飯田山本IC〜飯田上久堅・喬木富田ICおよび喬木IC〜程野出入口は開業している。

さらに、豪雨等の自然災害で、特に静岡県側で分断区間以外でも通行止が頻発しているため、浜松市天竜区の水窪〜佐久間間の国道152号と国道473号に跨る区間でも国道474号線で自動車専用道路が整備されることになった。

他方、三遠南信自動車道で整備しながら途中のルート変更で規格を格下げされた草木トンネル付近の区間を152号線に編入した。

歴史[編集]

国道新規指定当時のルートは分断区間を含むルートでなく、現在の静岡県道・愛知県道9号天竜東栄線を辿るルートで東栄町から国道151号と重複して飯田市に向かうルートだった。

沿線状況[編集]

連尺(浜松市) - 新原東原北 - 飛龍大橋北(天竜区
浜松市の都心部を南北に縦貫し、天竜区二俣まで伸びる道路である。連尺から南へも道路は繋がっており、国道1号の篠原インターまで繋がっている。
新原東原北 - 双竜橋(天竜区) - 飛龍大橋北
浜松市と天竜区二俣を結ぶ道路で、旧道相当。飛龍大橋北交差点から東にも道路は繋がっており、天竜川左岸を南下するルートとなる。
双竜橋(天竜区) - 山東
天竜区の二俣市街の区間。
山東(天竜区) - 佐久間町西渡
天竜区の天竜川沿いの山岳地帯を縦貫する区間で国道473号と重複。2車線で整備されているが、豪雨での不通が頻繁に起きている。
佐久間町西渡 - 水窪町奥領家
天竜区の水窪川沿いの山岳地帯を縦貫する区間。相月トンネルのバイパスや1.5車線の整備途上区間があるが、三遠南信自動車道の新規区間建設で整備が中断した模様。
水窪町奥領家(天竜区) - 南信濃小嵐(飯田市)
浜松市と飯田市の県境を結ぶ区間。静岡県側は水窪北IC予定地まで三遠南信道の現道活用前提で2車線で草木付近は高規格である。県境区間は青崩峠道路開通まで不通で、兵越林道使用の仮越えとなる。
南信濃小嵐(飯田市)-程野インターチェンジ(飯田市)
程野以南の大半は三遠南信自動車道の現道活用で曲線の少ない2車線で整備されている。

関連項目[編集]