国道148号
国道148号(こくどう148ごう)は、長野県大町市と新潟県糸魚川市を結ぶ国道(一般国道)である。
概要[編集]
長野県大町市国道147号一中東交差点が起点。新潟県糸魚川市国道8号交点が終点。東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道大糸線と姫川に並行している。起点と終点の周辺では歩道が整備されているが、山岳区間では整備されていないところがある。しばしば洪水や土砂災害といった自然災害の被害を受け、不通になることがあった。
沿革[編集]
沿線状況[編集]
長野県大町市[編集]
起点から国道147号が東に並行して北上する。南借馬交差点で国道147号終点と交差し、大糸線と並行して北上する。信濃木崎駅を過ぎて旧道と大糸線を跨いで木崎湖トンネルを通過すると旧道と合流し、木崎湖東岸の稲尾駅の東側を過ぎて稲尾沢川を渡り、海ノ口駅を過ぎると木崎湖から離れる。簗場駅の手前で旧道を東へ分岐して西側を通り、長野県道324号青具簗場停車場線と交差すると青木湖の東岸を通り、2か所のトンネルを抜けて姫川をまたぐ。これより、姫川とも並行する。
長野県北安曇郡白馬村[編集]
神城交差点で県道を分岐し、飯森駅南側で旧道を西へ分岐すると飯森駅東側を通過し、飯森駅北側で大糸線を乗り越えて旧道を吸収し、長野県道33号白馬美麻線をくぐり抜けて東側で分岐する。白馬駅西側を通過して白馬駅前交差点で国道406号を東側に分岐し、白馬村役場東側を通過する。岩岳入口交差点で長野県道433号千国北城線と交差して楠川を渡ると姫川の渓谷を大糸線とともに北上する。
長野県北安曇郡小谷村[編集]
閑散とした白馬大池駅西側を通ると旧道を東へ分岐して西側に長野県道433号千国北城線を分岐する。小谷村立小谷中学校の東側を通過し、千国駅北側で旧道を吸収し、姫川を渡って南小谷駅東側を通り、再び姫川を渡る。小谷村役場の東側を通過し、下里瀬交差点で長野県道330号奉納中土停車場線を東へ分岐し、西へ旧道を分岐すると旧道を乗り越えてトンネルをくぐり、再び旧道を乗り越えて、姫川と大糸線を乗り越えるとトンネルに入る。長野県道新潟県道114号川尻小谷糸魚川線と交差すると再びトンネルに入り、旧道を西から吸収する。旧道を北へ分岐すると新戸沢トンネルに入り、大糸線と交差し、トンネルを出ると南から旧道を吸収する。その後勾配を下り、大糸線と交差し、北小谷駅南側で方向を北西に変えて大糸線と姫川を小谷橋で渡る。小谷村立北小谷小学校東側を通過すると北側に旧道を分岐し、塩坂トンネルをくぐると旧道を北へ分岐し、トンネルを抜けると旧道と交差して県境を越えて新潟県糸魚川市に入る。
新潟県糸魚川市[編集]
葛葉峠を大所トンネルで抜けると東側眼下に平岩駅がある。トンネルを抜けると南から旧道を吸収する。ここからフォッサマグナによって形成された姫川渓谷が姫川沿いに縫い、四角形の三辺を描くように道路を配置してスノーシェッドの道が続く一方、大糸線は鎌倉山トンネルで直進する。姫川との間に県境がある。赤石平トンネル、小滝トンネルを抜けると小滝駅南側を通過し、姫川を渡って新潟県道526号蒲池西山線を東に分岐すると大糸線と3回立体交差して北に根知駅に至る旧道を分岐して再度大糸線を跨ぐ。根知谷入口交差点で旧道を吸収し、山本橋、中山橋で姫川を渡り、流域が広がって平地となった姫川右岸を北上して姫川駅西側を通過し、北陸自動車道をくぐり、糸魚川ICと接続し、えちごトキめき鉄道を跨いで国道8号に至る。
沿線施設[編集]
交差する道路[編集]
その他[編集]
千国街道、松本街道とも言われる。
外部サイト[編集]
脚注[編集]