善雄寺
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善雄寺(ぜんのうじ)は、千葉県香取市一ノ分目にある浄土宗の寺院。山号は野中山、院号は寶樹院。
概要[編集]
開基の年代、寺の歴史などは明らかでは無いが、本尊の阿弥陀如来坐像は千葉県の指定有形文化財となっている。その高さは1.76メートルで、いわゆる丈六仏で、ヒノキ材の寄木造であり、胎内にたくさんの墨書きがあり、それによると頭部は陸奥国伊達郡霊鷲山より出現したものであり、慈覚大師の作とあるが、作風が藤原末様のため疑問視されている。胴部は江戸時代中期の元禄16年(1703年)から宝永2年(1705年)にかけて、佐原町の伊能茂左衛門親子が京都の大仏師である高橋兵部に作らせて寄進したものとされている。
文化財[編集]
伽藍他[編集]
交通[編集]
- 成田線水郷駅より車で5分。
- 東関東自動車道佐原香取インターチェンジより車で10分。