名鉄792列車
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名鉄792列車は、単体でみるとごくふつうの名古屋鉄道の列車である。
概要[編集]
新鵜沼から豊橋まで、実に約2時間をかけて走破する超ロングラン列車である[1]。本線運用の普通列車が豊橋に入線するはずもなく、名古屋からは急行に昇格する。
ドル箱路線の朝ラッシュのど真ん中に差し込まれたダラであるが、新安城まで一切の待避を行わない。犬山線内で待避を行わない普通列車はこの第792列車のみである。また、広見線からの列車の併結もないシンプルなつくりをしている。
なお、この列車の3分前に新鵜沼を発車する[2]のはあの第774列車である。774レは名鉄名古屋で普通に化け、南区四駅に律儀に停まったりしている[3]ので、792レは鳴海で先に発車した優等種別の774レに追いついてしまい、急行が急行を抜かす現象が発生する。急行に乗り遅れても普通に乗っていれば追いつくことができるなんて素晴らしいなあ
加えて、新安城での特急待避の間に今度は774レが792レに追いついてくるが、774レの新安城での停車時分に余裕がないためここでは乗り換えられない。
その他[編集]
2023年3月改正まで、当列車は名鉄岐阜駅始発だったが、各務原線がワンマン化され、(各)岐阜〜新鵜沼間が系統分断された。なお、分断前も全区間6両編成で運転されていたため、田神駅、細畑駅、高田橋駅、新加納駅、二十軒駅では後ろ2両を締め切っていた。駅数だけで見ると774レよりも締切が多かったのである。