吉 邈(きつ ばく、? - 218年)は、中国の後漢末期の武将。字は文然(ぶんぜん)。
後漢の太医令である吉本の長男。弟に吉穆がいる。建安23年の変において父や金禕、耿紀、韋晃らとクーデターに参画したが、失敗して処刑された[1]。
『三国志演義』では第69回に登場し、18年前の建安5年の変で自殺した父の仇を討つためにクーデターに参加。しかし曹休と夏侯惇に敗れて戦死している。