千葉直胤
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千葉 直胤（ちば なおたね、生没年不詳）は、武蔵千葉氏の第6代当主。武蔵石浜城を本拠とした。北条氏繁の4男。北条綱成の孫。
略歴[編集]
通称は次郎。天正2年（1574年）10月の下総国関宿城攻めで武蔵千葉氏の当主である千葉胤宗が戦死したため、氏繁の4男がその婿養子になって家督を相続した（『異本小田原記』）。次郎は武蔵千葉家の歴代当主の仮名である[1]。
この人物は発給文書が2点残っているほかは動向などが不明で[1]、法名は瑞林院殿岳室宗彎ということが『北条家過去帳』からわかっているに過ぎない。
なお、系図類では通称が善九郎、諱は氏常と記録されているが、他の史料では確認できず誤りと見られている[1]。