内閣改造
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内閣改造(ないかくかいぞう)とは、日本で内閣総理大臣在任途上で新たな国務大臣任免による入れ替えを行うこと。
概要[編集]
具体的には、内閣総理大臣(首相)が日本国憲法第68条に定められている閣僚任免権に基づいて行なう閣僚の入れ替えのことである。
衆議院選挙や内閣総辞職後に国会で指名された新しい首相が内閣を組織する組閣とは区別されている。全閣僚を入れ替える全面改造(ぜんめんかいぞう)から、交代を数人に留める小幅改造(こはばかいぞう)まで規模は首相の判断で決定される。日本の歴代首相の多くは政権支持率の浮揚、求心力の回復を狙って実施してきたものが多くある。
内閣法は閣僚を「17人以内」と定めているが、2018年時点では2年後の東京オリンピックや相次ぐ災害、地震などにより復興大臣と五輪大臣が期間限定で置かれているため、上限が首相を除いて19人になっている。
大日本帝国憲法下では、閣僚1人入れ替えでも内閣総辞職を行う必要があった。
外部リンク[編集]
- 内閣制度と歴代内閣 - 首相官邸