全国紙

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全国紙(ぜんこくし)とは主に国内全土で発行される新聞紙のことをいう。

日本の例[編集]

朝日新聞毎日新聞が戦前に全国紙化を果たし、戦後、東日本のブロック紙だった読売新聞日本経済新聞、西日本のブロック紙だった産経新聞が全国紙となり、これらに英字紙のジャパンタイムズが加わった。

スポーツ新聞だと、スポーツ報知(読売新聞系)、日刊スポーツ(朝日新聞系)、スポーツニッポン(毎日新聞系)、サンケイスポーツ(産経新聞系)が相当する。

機関紙では、聖教新聞創価学会系)、しんぶん赤旗日本共産党系)、公明新聞公明党系)が相当する。

なお、全国で販売されている日本農業新聞日刊工業新聞化学工業日報みなと新聞などの業界専門紙も全国紙に分類されるが、全国紙と一般的に呼ばれることはほとんどない。

昨今は物流コスト削減の観点から、ライバル紙や地方紙の印刷センターを活用して印刷が行われている。

アメリカ合衆国の例[編集]

アメリカ合衆国では、全国紙は経済紙のウォール・ストリート・ジャーナルと大衆紙のUSAトゥデイのみである。なお、ニューヨークタイムズは全国で購読が可能。

関連項目[編集]