光現院

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光現院(こうげんいん、元禄12年(1699年) - 享保5年9月20日1720年10月21日))は、江戸時代中期の女性。第5代将軍徳川綱吉の大姪で養女

略歴[編集]

父は尾張藩の第3代藩主徳川綱誠。実名は磯姫松姫という。父の綱誠は綱吉の実姉・千代姫(霊仙院)を生母とするため、綱吉の大姪に当たる。なお、綱誠は彼女が生まれた年に死去している。

宝永5年(1708年)3月27日、綱吉の養女となることが決まり、4月9日に当時は加賀藩世子であった後の同藩第5代・前田吉徳(吉治)との縁組が決まる。11月18日に本郷の加賀藩屋敷に輿入れした。

享保5年(1720年)9月20日に死去した。享年22。彼女の死に対し、幕府は鳴り物を1週間禁止とした。墓所は小石川の伝通院。法名は光現院鏡誉円清大姉。