光原百合

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光原 百合(みつはら ゆり、昭和39年(1964年5月6日 - 令和4年(2022年8月24日)は、日本小説家児童文学作家翻訳家

プロフィール[編集]

略歴[編集]

広島県立尾道東高等学校を経て、大阪大学文学部文学科卒業、同大学院博士後期課程単位取得満期退学。

主な代表作は『十八の夏』。

作品[編集]

小説[編集]

単行本[編集]

アンソロジー収録短編[編集]

「」内が光原百合の作品

  • 本格推理6 悪意の天使たち(1995年5月 光文社文庫)「やさしい共犯」※吉野桜子名義
  • 本格推理9 死角を旅する者たち(1996年12月 光文社文庫)「無欲な泥棒-関ミス連始末記」※吉野桜子名義
  • 本格推理12 盤上の散歩者たち(1998年7月 光文社文庫)「消えた指輪」
  • 紅迷宮 ミステリーアンソロジー(2002年6月 祥伝社文庫)「橋を渡るとき」
  • ザ・ベストミステリーズ 2002 推理小説年鑑(2002年7月 講談社)「十八の夏」
    • 【分冊・改題】トリック・ミュージアム ミステリー傑作選(2005年8月 講談社文庫
  • あのころの宝もの ほんのり心が温まる12のショートストーリー(2003年3月 メディアファクトリー
  • 翠迷宮 ミステリーアンソロジー(2003年6月 祥伝社文庫)「わが麗しのきみよ……」
  • 事件を追いかけろ(2004年12月 光文社 カッパ・ノベルス / 2009年4月 光文社文庫)「花をちぎれないほど…」
  • 小説 ルパン三世(2005年2月 フタバノベルス / 2011年6月 双葉文庫)「1-1=1」
  • 嘘つき。 やさしい嘘十話(2006年9月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「木漏れ陽色の酒」
  • 新・本格推理 特別編 不可能犯罪の饗宴(2009年3月 光文社文庫)「花散る夜に」
  • 事件の痕跡(2007年12月 光文社 / 2012年4月 光文社文庫)「希望の形」
  • スタートライン 始まりをめぐる19の物語(2010年4月 幻冬舎文庫)「帰省」
  • ミステリ・オールスターズ(2010年9月 角川書店 / 2012年9月 角川文庫)「かえれないふたり 第二章 失われた記憶」※リレー小説
  • エール! 2(2013年4月 実業之日本社文庫)「黄昏飛行」
  • かみのらぼ Vol.1(2013年7月 尾道市立大学芸術文化学部)「王様の耳はロバの耳異聞」
  • アンソロジー 捨てる(2015年11月 文藝春秋)「戻る人形」「ツバメたち」「バー・スイートメモリーへようこそ」「夢捨て場」
  • 3時のおやつ ふたたび(2016年2月 ポプラ文庫)※エッセイアンソロジー「砂糖なしで和スイーツ」
  • 毒殺協奏曲(2016年6月 原書房 / 2019年1月 PHP文芸文庫)「三人の女の物語」
  • アンソロジー 隠す(2017年2月 文藝春秋 / 2019年11月 文春文庫)「アリババと四十の死体」「まだ折れていない剣」
  • 惑―まどう― アンソロジー(2017年7月 新潮社 / 2022年2月 実業之日本社文庫)「ヘンゼルと魔女」「赤い椀」「喫茶マヨイガ」
  • 推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ(2017年8月 角川文庫)※エッセイアンソロジー「最初の一歩」
  • 怪を編む ショートショート・アンソロジー(2018年4月 光文社文庫)「夕暮れ色のビー玉」
  • 小津安二郎 大全(2019年3月 朝日新聞出版)「昔も今もほろ苦い」
  • アンソロジー 初恋(2019年12月 実業之日本社文庫)「黄昏飛行 涙の理由」
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ(2021年12月 ポプラ社)「黄昏飛行 時の魔法編」
  • 絶対名作! 十代のためのベスト・ショート・ミステリー 涙と笑いのミステリー(2022年2月 汐文社)「橋を渡るとき」

絵本[編集]

  • やさしいひつじかい(1992年10月 女子パウロ会) - 絵:佐々木洋子
  • 風の交響楽(シンフォニー)(1996年3月 女子パウロ会 / 2019年5月 女子パウロ会【改訂】) - 影絵:藤城清治
  • 空にかざった おくりもの(1998年5月 女子パウロ会) - 絵:牧野鈴子
  • ほしのおくりもの クリスマスどうわ(1999年10月 女子パウロ会) - 絵:牧野鈴子
  • 星月夜の夢語り(2004年5月 文藝春秋 / 2007年10月 文春文庫)- 絵:鯰江光二 ※掌編 (著者の定義ではメルヘン) 32編を本文とする絵本
  • 虹のまちの想い出(2011年4月 PHP研究所) - 絵:鯰江光二、演奏:小原孝ウィリアム・ギロックの叙情小曲集24曲ほか1曲(CDつき)を題材とする掌編25編を本文とする絵本

詩集[編集]

  • 道 LA STRADA(1989年8月 女子パウロ会) - 絵:黒井健
  • 詩集 木洩れ日は いのちのしずく(2008年11月 女子パウロ会)

エッセイ[編集]

  • 「ラフカディオ・ハーンから小泉八雲へ」 『尾道文学談話会会報』第六号、尾道市立大学芸術文化学部日本文学科、2016年2月[1]

その他[編集]

  • ポップスで学ぶ英語(2000年8月 溪水社

翻訳[編集]

  • あのほしについていこう(1995年5月 女子パウロ会) - 著:リンダ・パリー、絵:アラン・パリー
  • ノアのはこぶね(1996年8月 女子パウロ会) - 著:リンダ・パリー、絵:アラン・パリー
  • 祈りの泉 365のことば(1998年7月 女子パウロ会) - 編著:ジーン・ヒントン

監修[編集]

  • 尾道草紙5(2010年3月 尾道大学創作民話の会)

編纂[編集]

  • おのみち怪談(2018年4月 本分社) - 監修:東雅夫
  • おのみち怪談2(2021年4月 本分社) - 監修:東雅夫

映像化作品[編集]

  • 十八の夏(2006年7月17日 TBS

海外への翻訳[編集]

中国大陸(簡体字)[編集]

  • 十八之夏 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司) - 十八の夏

台灣(正體字)[編集]

  • 十八之夏 (2006、尖端出版社) - 十八の夏

番組出演[編集]

  • 喜助・栗助よもやま噺 キスクリ 2016年4月15日配信回[2]

脚注[編集]

外部リンク[編集]