中村城 (下野国)
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中村城(なかむらじょう)とは、栃木県真岡市中にかつて存在した日本の城である。
概要[編集]
中村八幡宮の付近に存在した日本の城である。城といっても館程度の居館だったと見られている。築城年代は平安時代末期の保元元年(1156年)に中村朝宗によるものとされ、以後は中村氏の居城となる。
興国4年/康永2年(1343年)、中村経長の時に高師冬率いる室町幕府軍に攻め落とされ、これをもって廃城となった。
現在、城跡は遍照寺の境内になっており、広さは東西およそ191メートル、南北およそ182メートル、幅9メートル、深さ6メートルの空堀をめぐらした「回」字型の築城当時の形が残されており、栃木県の史跡に指定されている。