世界史 (科目)
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世界史(せかいし)とは、学校教育で教えられている内容で、世界の歴史について学ぶ。日本では中学校で少し、高等学校から本格的に学習する。
概要[編集]
中学校では社会科の一分野として、世界の古代文明、東アジアとの関わり、市民革命・産業革命を経た欧米諸国のアジア進出、近代日本の国際的地位の向上と大陸との関係、近現代の国際情勢などの内容を日本史と関連させる形で学習する。
高等学校では、2022年度入学生より、世界史に関連する科目は歴史総合と世界史探究の2科目に再編され、歴史総合は地理歴史科の地理総合と共に必履修となった。歴史総合は近現代を軸に日本史と世界史を融合した内容、歴史総合を学んだ上で履修する科目として世界史探究が開講される。
2021年以前の入学生は、旧学習指導要領適用のため、世界史A・Bのどちらか1科目を卒業(全日制の場合、最終は2023年度)までに必ず履修する。世界史Aは近現代史、Bは通史を学ぶ。履修学年は特に指定されておらず、学校によってどの学年で履修するかはバラバラである。
この科目形態は1989年に高校社会科が地歴科と公民科に分割してからのものである。
2006年には必修課目の世界史を履修させていなかった高校が全国各地に存在していたことが判明した。
大学では、1,2年次の共通教養科目で人文科学分野として世界史(大学により西洋史、東洋史などに細分化する)を履修できる場合が多い。放送大学の授業科目にあるので、開講されていない場合でも放送大学の科目の単位振替が認められる大学では卒業単位として単位修得できる。