上杉家廟所
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上杉家廟所(うえすぎけびょうしょ)とは、山形県米沢市御廟1-5-30に存在する江戸時代の米沢藩主・上杉氏の廟所である。米沢藩主上杉家墓所(よねざわはんしゅうえすぎけぼしょ)とも言われている。
概要[編集]
法音寺に隣接する上杉家の歴代当主の廟所である。墓域は東西およそ105メートル、南北およそ173メートルで、各廟には石造の五輪塔が安置されている。
米沢藩上杉家は慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで西軍に属して敗れた上杉景勝が、米沢藩に減封されて成立した藩であるが、実際の藩祖は景勝の叔父・養父である上杉謙信とされており、謙信は上杉家の神としてその廟が中央のやや奥まったところにあり、これは米沢城本丸南隅の祠堂にあったものを明治9年(1876年)に移したものといわれている。謙信の遺骸には甲冑を着けて瓶に収められているといわれている。
昭和58年(1983年)に江戸時代の大名の墓所の代表例として、国の史跡に指定された。
アクセス[編集]
- 米沢駅からバスで15分、バス停「御廟所西口」から徒歩で5分。