三次藩
ナビゲーションに移動
検索に移動
三次藩(みよしはん)は、広島藩の支藩であり、江戸時代前期から中期にかけて備後国に存在した藩である。藩庁は三次陣屋。藩主家は外様大名の浅野氏。石高は5万石。現在の広島県三次市に存在した。
概要[編集]
寛永9年(1632年)に広島藩主の浅野長晟の庶長子である浅野長治が、父の遺領のうち備後三次郡・恵蘇郡において5万石を分与され、三次に陣屋を構えたことにより三次藩が立藩した。
第4代藩主・浅野長経が享保4年(1719年)に12歳の若さで死去。嗣子は無く、弟の浅野長寔が跡を継ぐがこれも享保5年(1720年)に死去。これにより三次藩浅野家は無嗣断絶で改易となり、その所領は本藩の浅野吉長に返還された。
歴代藩主[編集]
- 浅野家
5万石(1632年 - 1720年)