ワイドショー

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ワイドショー和製英語: wide show[1]: tabloid TV show[1])とは、日本テレビ番組の形態を示す言葉である。後述のように芸能ニュース中心の情報番組(じょうほうばんぐみ)に代表されるが、それ以外の分野でも「プロ野球ニュース」のようにワイドショーの言葉を用いた番組があった。

歴史[編集]

平日は、1960年代開始の「木島則夫モーニングショー」(平日朝)、「アフタヌーンショー」(平日午後)、「11PM」(平日深夜)が草分けである。

かつてのワイドショーは朝のワイドショーをはじめとして芸能ニュースが大半で、深夜のワイドショーはゴールデンタイムでは触れられないお色気ギャンブル情報も扱った。

1990年代後半のオウム真理教事件経過の放送を機に、ワイドショーの態様も一変。1996年(平成8年)9月にTBSはTBSビデオ問題により、『モーニングEye』(午前)と『スーパーワイド』(午後)が打ち切りとなり、1996年(平成8年)秋改編から2014年(平成26年)秋改編までワイドショーの制作を休止。1996年10月開始の『はなまるマーケット』がゴシップ内容を排除した生活情報一本に舵を切って成功したほか、2015年(平成27年)3月30日に『白熱ライブ ビビット』(2017年〈平成29年〉4月3日に『ビビット』に改称)放送開始まではワイドショーと大々的に名乗る番組は制作していなかった[2]

1999年(平成11年)4月に放送開始の「情報プレゼンター とくダネ!」も報道化を図った。

土曜は、1970年(昭和45年)開始の「八木治郎ショー」(朝)が草分けで、平日と違い、大阪準キー局制作で、ソフトなトークや旅の内容が中心だったが、最後まで土曜ワイドショーを制作しなかった読売テレビが「これが問題!土曜8時」で硬派の番組を制作して差別化した。

日曜は、ワイドショー番組は無かったが、1987年(昭和62年)にTBSが「サンデーモーニング」で1週間の出来事総まとめの放送を開始した。また、2014年4月には、タイトルに芸能人が普段取材されていることへの皮肉を込めた『ワイドナショー』が深夜から移行した。

脚注[編集]

  1. a b 【英語】「ワイドショー」は英語でどう表現する?英訳や使い方・事例をドラゴン桜桜木と解説! - ページ 2”. Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン. カラフルマーケティング. 2021年7月7日確認。
  2. “TBSがワイドショーを復活させた理由”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2015年3月10日. https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/10/0007806440.shtml 2021年8月23日閲覧。