リチャード・コール(Richard Cole、1915年 - 2019年4月9日)は、アメリカ合衆国の軍人。太平洋戦争におけるアメリカ軍が日本本土を初めて空爆したドゥーリトル空襲に参加した米兵における最後の生存者であった。
アメリカ中西部のオハイオ州生まれ。1940年に陸軍航空部隊に入隊し、1941年12月8日に太平洋戦争が始まると従軍し、1942年4月のB25爆撃機部隊によるドゥーリトル空襲に参加して東京・名古屋・神戸などへの日本本土初めての空襲で隊長機に副操縦士として搭乗した。
2019年4月9日、アメリカ南部テキサス州サンアントニオの軍病院で死去した。103歳没。