グラム

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グラム(単位記号g)とは、キログラム分量単位の一つで、1gは1/1000kgに当たる。

概要[編集]

国際単位系では、グラムの1000倍であるキログラムが基本単位とされ、逆にグラムがキログラムから定義されるようになった。しかし、すでに接頭辞がついているキログラムにさらに接頭辞を付けてミリキログラムなどという冗長な言い方はせず、単にグラムと呼ぶようになっており、接頭辞、接尾辞もこのグラムを基準に、ミリグラムヘクトグラムのように定められている。
グラムは、一般的な家庭用の電子天秤で測定することができる最小の質量の単位である。

接頭辞が付いていないことから分かるように、過去にはグラムが質量の基本単位であり、CGS単位系ではなお基本単位であるが、国際単位系制定の際、1gという質量は小さすぎて、定義に不便であったため、基本単位から脱落した。