カンデラ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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カンデラ(単位cd)とは、国際単位系における、一方向への光度の単位である。1カンデラは、周波数が5.4*1014Hz(緑色の可視光線に相当する。波長で表すと555nmとなる)の単色放射の視感効果度が683lm/Wとなるような光度である。ルーメンは、カンデラとステラジアンの積によって定義されるので、これで定義を行ったことになる。カンデラはメートルキログラムアンペアモルケルビンとともに、全部で7つあるSI基本単位の一つであるが、初等的な物理学において登場する機会は他の6つのSI基本単位と比べてかなり少ない。カンデラはラテン語で獣脂蝋燭を意味するcandelaに由来し、1カンデラは蝋燭1本と同じくらいの光度である。