アンペア
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アンペア(記号A)とは、国際単位系における電流の単位である。
概要[編集]
アンペアはケルビン、秒、メートル、カンデラ、モル、キログラムと同様に、SI基本単位の一つである。単位名は、電磁気学の始祖の一人であるアンドレ=マリ・アンペールに由来する。
2019年5月20日以降は、電気素量を1.602176634*10-19Cと定めることによって定義される。C(クーロン)はm・sという組立単位である[注 1]ので、これで定義をしたことになる。
これより前は、無限大の長さを持ち、かつ断面積が0であるような導線を2本用意し、これらを間隔が1mになるように真空中に平行に設置し、「ある大きさの電流」を流すと、導線1mあたり2*10-7Nの力を及ぼし合う電流であると定義されていたが、長さが無限大で細さが0の導線という、非現実的な物を使った定義であることが問題視されていた。
注[編集]
- ↑ 1[C]は1[A・s]とも表せる。