ムハンマド・ムルシー
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ムハンマド・ムハンマド・ムルシー・イーサー・エル=アイヤート(Mohammed Mohammed Mursi Essa el Ayyat、1951年8月20日 - 2019年6月17日)は、エジプトの学者、政治家、大統領。名はモルシー、モルシとも言われる。
略歴[編集]
2011年のアラブの春における民主化後、2012年の選挙を経て大統領に就任するが、2013年7月にアブドルファッターフ・アッ=シーシーが主導したクーデターにより大統領を解任された上、拘束された。その後、革命時の混乱などに絡む複数の罪で起訴され、実刑判決も受けて拘置所で生活をしていた。
2019年6月17日、首都のカイロの裁判所で開かれた自身のスパイ活動に関する公判直後に法廷内で閉廷後に突然倒れる。すぐに病院に運ばれたが、死亡が確認された。67歳没。死因に関しては不明だが、エジプト検察当局は遺体に負傷などの不審な点は無かったとしている。弁護団によると長年の拘置所での生活が体調を崩していたとされ、ムルシーの出身母体であるイスラム組織・ムスリム同胞団によるとエジプト政府が必要な治療を受けさせず、ゆっくりと殺害したと非難する声明を発表している。
外部リンク[編集]
- エジプト情報省 前大統領経歴
- ムルシーの大統領選挙向けウェブサイト(アラビア語)